
そんな方のために、こちらのページでは『幼児から始める公文』について、とにかく詳しくまとめてみました。
我が家では現在4歳(年少)の娘が、2歳のころからくもんに通っています。

- 幼児で公文ってどんなことをするのか
- それぞれの教科について
- 実際に通わせている親の視点で感じたこと
- 教室に通って分かった公文について(良い面も悪い面も)
こんなことを書いています。
これから幼児のお子さんを公文に通わせようかとお考えの方は、興味のあるところから、参考になさってみてくださいね。
そもそも公文って?幼児でも通わせられるの?
CMや町で見かける看板で公文自体は知っている方も多いと思いますが、『実際に何をやっているの?』となると、イメージがあまりつかないですよね。
公文ってどんなとこ?
公文は、週2回教室に通う通塾タイプの学習教室です。
教科は算数・国語・英語の3教科。
3教科とも教材はプリント学習です。
教材のプリントはレベル分けがとにかく細かいのが公文の特徴で、幼児期からでも子どもに合ったレベルの教材からスタートさせることができます。
教室は全国にたくさんあるので、自宅から近い教室も見つけやすく、幼児の受け入れをしている教室も多いので、幼児期から通う習い事としては始めやすいです。
我が家でも実際に娘は2歳から、先生と一緒に教室で勉強していました。
教室の雰囲気や働いている先生についてなど、こちらの記事でもっと詳しく説明しています▼
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幼児の公文式ってどんなとこ?親の付き添いは?疑問まとめました!
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●幼児専門の時間がある教室もある
公文では教室によって幼児タイムと呼ばれる『幼児専用の時間』が設けられている教室があります。
実際に何をするのかというと、フラッシュカードや英語絵本の読み聞かせなど、一般的な幼児教室で実施されているようなことをやっています。
時間は1回の幼児タイムで30分くらい。
プリントをやる時間とは別なので、子どもは教室では『幼児タイム+プリントの時間』を過ごすことになります。
ただ、公文は基本的には教室の開いている時間内であれば、自由に行くことができますが、幼児タイムは集団で実施されるので、実施される時間が決まっています。
- 通える範囲内の教室で幼児タイムをやっている
- 幼児タイムを実施している時間に通うことができる
この2つをクリアする必要はありますが、幼児タイムは子どもが楽めるような工夫もされているので、プリントをこなすためだけに公文に通うよりも子どもも楽しんで通ってくれるので、メリットも大きいです。
教室を選ぶ際には幼児タイムがあるかどうかも、基準に入れるのも良いかと思います。
幼児タイムについてもっと詳しく知りたい方は、こちら▼
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【公文式】幼児タイムって何?どんなことするの?
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共働きでも通わせられる?
共働きだと、習い事に通わせたくてもなかなか難しいことも多いですよね。
ただ、幼児の子どもを公文に通わせている親御さんはたくさんいます。
我が家でも平日はワンオペですが、実際に週2回通わせています。
共働きでも通いやすいポイント
- 教室では親の付き添いが不要
- 何時に行っても良い
- 教室が遅くまで開いている(教室にもよりますが、19時~20時くらいまで)
公文は母子分離なので、預けたら親は教室から出ます。
我が家では、その間に晩御飯を作ったり家事をしたりできるので、助かっています。
また、何時に行っても良い&遅くまで開いているので、教室に行ける時間が読みにくい共働きでも通わせやすい習い事だと思います。
付き添いは不要ですが、送迎は必要なので、そこさえクリアできれば共働きでも問題なく通わせえられると思っています。
共働きで通わせる時のメリットデメリット、我が家での実際のタイムスケジュールなどこちらに詳しくまとめています▼
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共働きの保育園児は公文に通える?送迎は?【メリット・デメリット】
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教科について
公文に通うか考えた時に迷うのが『どの教科を受講しようか』ってことではないでしょうか。

公文には国語・算数・英語の3教科があります。
娘は3教科とも受講していた時期もあります。
実際に3教科受講した経験を踏まえて、それぞれの教科についてまとめています。
【算数】公文教材が一番活かされる!
算数は、とにかく計算力を付けたい人におすすめです。
また、公文教材の特徴である『とにかくしつこい反復練習』が一番活かされる教科でもあると思います。
算数が得意な人=計算が得意な人といっても過言ではないくらい計算力は大切です。
幼児からスタートした場合は、すぐに計算からスタートすることは少なく、まずは数字の読み書きを嫌というほどこなして、計算力の土台を作ることから始めます。

数字にたくさん触れておくことは、次のステップの足し算やそれ以降の計算をスムーズに進めるためには、めちゃくちゃ重要です。
市販のドリルや通信教材、他の幼児教室をどれだけ探しても、計算に入るまでにここまで徹底的に数字に触れることのできる教材は公文だけです。
さらに詳しい公文の算数についてのことや、教材の進度、ネガティブな評判についてもまとめています▼
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【公文の算数って?】年少娘の進度や幼児で通う場合の注意点も
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【国語】運筆力・読解力なら国語!
運筆力・読解力を付けたいなら国語一択です!!
運筆力とは、手指を使う力のことで、運筆力がないと字を書くことにすぐに疲れてしまい、勉強自体に苦手意識が付いてしまう場合もあると言われています。
小学生になってから、筆圧が弱くて運筆力を慌てて鍛えるお子さんも少なくありません。
ただ、小学生になるとただでさえ慣れていない勉強が始まった時期に、併用して運筆力を鍛えるのは子どもにも負担がかかりますので、幼児の間に鍛えておくのはとてもおすすめです。
また、公文の国語の教材は、高度な読書能力を養成することもできる教材です。
読解力は全ての教科において必要な能力なので、学んでおいて損することはまずありません。
また、公文の国語の教材には国内外の名著がたくさん使用されているため、読解力だけでなく教養も身に付けることができます。
実際に国語に通って感じたこと、幼児期に通うからこそ得られた効果など、まとめています▼
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【公文】幼児に国語って意味ない?メリットデメリット
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【英語】英語の基礎を身に付けたいなら
英語の基礎をしっかりと身に付けたいなら英語がおすすめです。
英語では、イーペンシルという公文のオリジナルの電子ペンを使って学習します。
イーペンシルでは、ネイティブの発音を聞くことができるのも魅力です。
▼イーペンシルやテキストの詳細についてはこちら▼
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【くもん英語教材】イーペンシルやテキストについて。使い方や効果レビュー
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幼児でスタートした場合は、単語や短いフレーズを覚えることが中心です。
英単語力などの、英語の基礎の部分を学ぶには公文の英語はおすすめです。
ただ、公文の英語で最終的に身に付くのは、リーディングやライティングの部分で、リスニングやスピーキングに関しては弱いと思います。
我が家では、半年ほど公文の英語を学びましたが、リスニングやスピーキングを伸ばしたかったこともあり、現在はやめています。
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【公文英語やめました】幼児期に公文の英語が向かないと思った理由
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お子さんのどういった英語力を伸ばしてあげたいか、で検討してもらえるといいかなと思います。
3教科受講はおすすめしない
教科に関するよくある疑問で「3教科受講ってどうなんだろう」ってことですが、基本的にはおすすめしていないです。
一番の理由は、お子さんの負担が大きくなるからです。
公文は宿題のプリントの量も多いうえに、何度も反復するので、毎日のプリントをこなすのがしんどい時期もあります。
1教科でも大変なのに、急に3教科だと勉強自体が嫌いになってしまうかもしれません。
まずは、1,2教科からスタートして、様子を見ながら増やして行くことをおすすめします。
実際に3教科通っていた時のことも書いています▼
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【公文】幼児に3教科受講はおすすめしない理由・3選
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教科を絞るなら??
我が家は、算数と国語を受講しています。
3教科すべて通ったこともあるので、その経験からもし教科を絞るなら、
どれか1つだけなら、算数。
どれか2つなら、算数と国語。
がおすすめです。
算数が外せないのは、やはり計算力は大事だと思うからです。
公文の算数のプリントは計算に特化されているので無駄もなく、徹底的に数字に触れることができるのが良いです。
家庭だけで同じレベルのことをこなすのはハードルが高く、公文に通った方が良いです。
国語は、音読のプリントなどをたくさんこなして読解力を付けることができるので、とても良い教材だとは思うのですが、家庭で絵本の読み聞かせなどを頑張れば、公文をやらなくてもカバーできる部分もあります。
公文の英語は、個人的には幼児期にやるのは教材の内容やコスパの面も含めて、あまり意味がないと思っているので、あまりおすすめしません。
あくまで私の個人的な意見なので、あくまで参考程度に見てもらえたらなと思います。

通ってみて感じたこと・効果
私自身は、娘を公文に通わせて良かったと思っていますが、それでも実際に通ってみてから『思っていたのとは違った』と思う時もしばしばありました。
公文に通って後悔しないために
公文で一番知っておいて欲しいのは、とにかく親のサポートが必須だということです。
公文の指導者の方のことばで、こんな言葉があります。
『公文が続くかどうかは親の姿勢』
教室には週2回通いますが、教室ではプリントの進捗やその子のレベルの確認が主な目的であり、何かを教えてくれるわけではありません。
残りの週5日での自宅学習もあってこその公文です。
週5日の自宅学習をサポートできる余裕があるのか、は必ず事前に確認しておく必要はあります。
もっと詳しく知りたい!といった方はこちらもご覧ください▼
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【幼児向け】公文で後悔しないように知っておいて欲しいこと
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2歳から通った効果
娘は2歳から公文に通いました。
それまでは勉強らしいことはしたことはありません。
最初の頃は、机に向かうのすら嫌がっていましたが、1年経つ頃には、
- ひらがなが読めるようになった
- 100まで数字が読めるようになった
- 毎日公文をするのが習慣になった
など、分かりやすい効果がありました。
低年齢からスタートした方が、「公文をするのが当たり前」といった習慣も付けやすいです。
算数・国語・英語3教科を1年習った効果をまとめています▼
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2歳から公文ってどう?3教科を1年通った効果や感想をレビュー
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通ってみようかなと思ったら
『公文に通ってみようかな。』そう思ったら、まずは近くの教室を探して、体験教室に申し込むことからスタートです。

2回の体験教室を実施後に、入会するかどうかを決めます。
体験教室後に、入会を断ってももちろん大丈夫です!
体験教室期間中は、教材費など費用すべて無料です。
宿題のプリントも出るので、教室でも自宅でも入会後と同じ環境で体験できます。
教室によって、先生の教育方針や教室の雰囲気はけっこう違います。
近くに通える教室がいくつかあるのであれば、すべて行ってみることをおすすめします。
我が家が体験した、体験教室の申込から入会までの実際の流れはこちら▼
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【公文】2歳の娘が体験教室に行った感想をレビュー
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公文に通うか悩んだ場合は、とりあえず体験教室に行ってみて欲しいです!
『親のサポートが大変』『プリントの量が多い』など、色々と書きましたが、通って良かったと思っているのは本当です。
家で公文を一緒にやる時間が、意外と親子の時間にもなっているので、子どもには楽しくこれからも公文に通ってもらえたらなと思っています。

最後までお読みいただきありがとうございました!!!