
意味ないなんて口コミもあるけど、実際どうなんだろう。。?
こんな疑問にお答えします。
こんにちは、みちゅママです。
現在年少の娘は、2歳の頃から公文に通っており、国語と算数を受講しています。
公文の国語に関しては色々な評判がありますよね。

実際に1年以上娘が通ってみて、私が思うのは『意味は大いにあり!!』です。
そこで今回は、『幼児から公文の国語に通って感じた効果や、メリット・デメリット』をまとめてみました。
こんな人におすすめ
- まだひらがなが読めない・少しだけ読めるくらいの、小さなお子さんをお持ちの方
- 公文の国語に通うか検討中
- 幼児のうちから国語すると、どんな効果があるのか気になっている
という方はぜひ見てみてくださいね!
※私自身は娘を、公文の国語に通わせて良かったと思っています。肯定的な意見を持つ、一般的な母親の意見として見ていただけると幸いです。
【公文の国語】メリット
ひらがなを拾い読みしないで読める
公文では、ひらがなを読む練習をする際に、「あいうえお」の文字を一つずつ覚えません。
出典:公文公式HP
こんな感じで、絵とひらがなのセットを繰り返し読み、ひらがなを覚えます。
単語が大体読めるようになると、文章の音読になっていきます。
出典:公文公式HP
プリントのように7A~5Aまでは、単語や文章で『ひらがなを読む』プリントをひたすらこなします。
このプリントが終わると、『ひらがなを書く』プリントにうつります。
娘は2歳代の頃に7A~5Aのプリントをやっていたのですが、『単語は分かるけど、文章の音読の前にひらがなを書く練習しないの?』『こんなんでひらがな読めるのかな』などと思ったりもしていました。
それでもなんとか続けて、娘も無事にひらがなが読めるようになってきた頃、あることに気付いたんです。
絵本を読む時に、拾い読みをあまりせずに、単語のまとまりで読んでいるんです。
例えば、『りんご』だと、よくひらがなを読み始めの幼児さんは「り」「ん」「ご」といった感じで、ひとつずつ拾い読みしますよね。
でも、娘は「りんご」と単語で読むんです。

また、初めて読む文章でも「は」の読み分けができてたんです。
『「はと(鳩)」の「は」と、「わたし(私)は~」の「は」を正しく読み分けて読んでる!!』とびっくりしたのを覚えています。
公文でさんざん単語や文章を読むプリントをやってきたことで、娘自身が感覚を掴んだようで、ちゃんと読み分けることができるようになっていました。
語彙力が付く
公文はプリントをやっていくと、たくさんの単語が出てきます。
そのほとんどに絵が付いているので、イメージも付きやすく単純に語彙力が上がります。
出典:公文公式HP
出典:公文公式HP
特に『忙しくて絵本の読み聞かせとかできない。。』『子どもが絵本好きじゃないので読む機会があまりない』なんて家庭だと、公文の国語をやっていれば、語彙に関しては安心なんじゃないかなーと思います。

我が家は娘が絵本が好きなので毎日読み聞かせをしていますが、それでも娘の知らない単語は公文でたくさん出てきます。
語彙力の向上は読解力を養うにあたって不可欠な力です。
文章を読んでいて、出てくる語彙にいちいちつまずいていたら、全体的な内容を理解するのはできませんよね。
幼児のうちに、公文の国語をやるのは、語彙力向上につながるので大きなメリットです。
運筆力が上がる
公文の国語では、幼児の間はズンズンといって運筆力を高めるプリントをやります。
ひたすら直線や曲線などを書くプリントなので『こんなの意味あるの』なんて声もあるプリントですが、未就学児が運筆力を鍛えるのはとても大事。
運筆力が低いと字を書くのに疲れてしまって、就学後の勉強にも影響すると言われています。
【就学前にやっておきたい!】運筆が大切な理由とやり方をご紹介!
始めは直線や曲線の練習ですが、レベルが上がってくるとひらがなを書くための線の練習になってきて、その後のひらがなを書く練習にスムーズに移行できるようになっています。

我が家は他の通信教材も検討して色々と試してみたのですが、運筆だけでここまでレベル分けが細かくて何回もやらされる(笑)プリントは公文でしか学べないと思います。
【公文の国語】デメリット
効果がすぐに見えにくい
国語は良い教材なのですが、効果がすぐには見えにくいです。
算数は、『数が数えられるようになった』 『数字を書けるようになった』『足し算ができるようになった』など、どれも効果がすぐに見えるので、親も満足感があります。
英語の場合も、単語を覚えたり、英語を発音したりと分かりやすいです。
しかし、国語の場合は、『音読をして読解力を付ける』『運筆をして運筆力を付ける』など、基礎学力の土台となるプリントが多いです。
そのため、『これって意味あるのかな』なんて気持ちになる時があります。
しかし、国語は全ての教科の基礎となる大事な科目です。
コツコツと取り組むことで基礎を育てることができるので、長い目でみてみましょう。
自宅でもできる内容
公文の教材で幼児向けの8A~A1レベルはざっとこんな内容です。
- ひらがなで語彙を増やす
- 文章を音読する
- ひらながを書く練習
- カタカナを書く練習
- 運筆
私の友人は『公文の国語は家で親がやってあげられる内容』と言っていました。
確かに『家で色んな絵本の読み聞かせをしてあげる』『ドリルなどを買ってきてひらがなやカタカタを練習する』ということをすれば、できるかもしれませんね。
そう考えるとわざわざ月に7150円~7700円ものお金を払って、週2回通うのはデメリットですよね。
ここはそれぞれの価値観や、ご家庭の状況、親がどこまでサポートしてあげらるかなのかなとも思っています。
我が家の場合も、市販のドリルや家でもできる他の通信教材とも比べたりしましたが、ライフスタイルに合っていたのが公文だったので公文にしました。
公文の国語をスタートする場合は、ドリルや他の教材と比較してからでも良いかもしれません。
まとめ
私が感じたメリットデメリットをまとめてみました。
個人的には幼児に公文の国語はとっても良いと思っています。
国語力ってやっぱり大事。
勉強ができるできないとかではなく、人として文章を読んで読解できる力は持っていて欲しいし、語彙力も付けて欲しい。
幼児の間からスタートする利点は、こういった力を育てる土台を作ることができる部分だと思っています。
ご自宅で絵本の読み聞かせを積極的に行ったり、運筆の練習やひらがなやカタカナの書き方を教えてあげられる環境なのであれば、国語はなくても大丈夫かもしれませんが、そういったことが難しいご家庭であれば、公文の国語はおすすめですよ。

最後までお読みいただきありがとうございました。