
幼児ポピーと公文ってどっちが良いのかな?
よく広告で見たことがあった幼児ポピー。
ママ友の子どもがやっていると聞いたりすることもあって、気になっていました。
対する公文も、お勉強系の習い事では有名ですよね。

我が家には現在4歳の娘がいるのですが、2歳の頃から公文に通っています。
そこ今回は、公文に通っている娘が幼児ポピーの『2、3歳向けのももちゃん』のお試し教材を使ってみて感じた、公文と幼児ポピーの違いについてまとめてみました。
この記事はこんな方におすすめ
- 幼児ポピー、公文それぞれの特徴や違いが知りたい!
- 公文と幼児ポピー、向いている人向いていない人は?
公文や幼児ポピーに興味がある方はぜひ最後までご覧ください!
【公文と幼児ポピー】比較とそれぞれの特徴
幼児ポピーと公文をざっと比べてみるとこんな感じです。▼
費用(月額) | 学習スタイル | 教科 | 教材 | |
幼児ポピー | 980円~1110円 | 通信 | 数、文字、生活、知恵など全教科 | プリント学習 |
公文 |
7150円~7750円(1教科あたり) |
通塾 | 算数・国語・英語 | プリント学習 |
月にかかる費用も学習スタイルも大きく違うのがわかりますよね。
それでは、それぞれの違いをもう少し詳しく見てみましょう。
幼児ポピーの特徴
幼児ポピーは、幼児を対象とした通信教育です。
レベルは4つに分かれています。
- ももちゃん:2~3歳向け
- きいどり:3~4歳向け(年少)
- あかどり:4~5歳(年中)
- あおどり:5~6歳(年長)
レベルを超えて先取りすることも可能です。

幼児ポピーの一番の特徴は『シンプルな教材構成で続けやすい』ことです。
毎月届く教材はワークのみで、DVDやおもちゃなどの付属品はありません。
そのぶん金額も良心的で、どのレベルでも月額1000円前後で受講できます。
月額費用 | |
2~3歳用:ももちゃん | 980円(税込) |
年少用:きいどり | 980円(税込) |
年中用:あかどり | 1,110円(税込) |
年長用:あおどり | 1,110円(税込) |

ワークの内容は、数、文字、工作、言葉、運動など、年間を通してバランス良く学べるカリキュラムになっています。
年長用のあおどりまで進むと小学校の先取りもしてくれるので、入学準備も出来ます。
公文の特徴
公文は通塾タイプの学習教室で基本的には週2回教室に通います。
『教室に行くのか、自宅で実施するのか』が公文と幼児ポピーとの大きな違いです。
通塾は送り迎えのデメリットはありますが、子どものレベルや様子を先生が見てくれるので、親以外にも子どもの勉強を考えてくれる存在がいるのはが大きなメリットです。
毎月かかる費用は、公文の方が圧倒的に高いです。
公文は、算数・国語・英語の3教科を学ぶことができますが、1教科ごとに費用がかかります。
教室のある地域にもよりますが、1教科あたり約7000円ほどかかるので、もし3教科受講するとなると、月額で2万円を超えます。。

ただ、公文は東大生の3人に1人が習っていると言われているくらい、学力向上に関しては定評があります。
公文では主にプリント学習を行いますが、プリントの内容は学年や年齢ごとのレベル分けはしておらず、それぞれのレベルやペースに合わせて学習が進みます。
先取教育を推奨しているので、小学生の頃に中学・高校の計算までできるようになる子どもが教室には普通にいます。
公文に関してもっと詳しく知りたい!といった方は、こちらも参考になさってみてくださいね。
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【公文に通うか迷っている方へ】公文について完全解説!
続きを見る
【幼児ポピーももちゃん】公文に通う娘(2歳)が実際にやってみました
幼児ポピーももちゃんは2~3歳向けのワークです。
お試しは、本誌の内容を抜粋した冊子が届きました。

シールも付いていたので、2歳の娘は見た途端に食いつきました(笑)

迷路

柳沢運動プログラム
※柳沢運動プログラムとは、大学教授の柳沢さんが開発した、「運動遊びが大脳活動の発達を促し、心と身体の発達に寄与する」という理論に基づくプログラムで、体操教室や幼児教室などでも取りいれられています。

クレヨンでのお絵かき

シール貼り

お試しでしたが、10ページありしっかりと楽しめました。
全てオールカラーで、紙質が厚めの作りになっていたので、2歳の娘がひっぱっても破れにくいのも良かったです。
娘は『めいろ』が気に入って何度もやっていました。

こうやって色んなことをやらせてあげることで、子どもの『好き』を見つけてあげられるのも良いですよね!!
公文のプリントは気分が乗らない時は、1枚するのに何分もかかる娘ですが、よほど楽しかったのか、このお試し教材は10枚を10分もかからずに一気に終わらせていました(笑)
ワークの中には運動に関するワークも含まれていて、体の動かし方が学べるのも良かったです。

【幼児ポピー公文】実際に試してみてどうだった?
教材の内容が全然違う!
どちらも紙教材ですが、内容は全然違いました!
幼児ポピー
幼児ポピーの教材は、市販のドリルのような内容を想像していましたが、ペンを持って書くようなお勉強的な内容は少なく、シールを貼ったり迷路を指でなぞったり、遊びの要素が強いので、子どもが抵抗なくワークをスタート出来そうだなと思いました。
ワークの紙質もしっかりしており、低年齢のお子さんでも破れにくいと思います。
ただ、幼児ポピーを試して思ったのは全教科が1冊のワークに入っているので、それぞれの教科が少ししかできません。
『算数・国語・英語を先取りして伸ばしてあげたい!』といった方であれば幼児ポピーのワークだけでは物足りないので、結局他のドリルなどを買い足さないといけなくなると思います。
公文
公文の教材はシール貼りや迷路などはありません。
2歳頃であれば、算数は数の概念を学んだり、国語は運筆で鉛筆の練習をしたり、英語はタッチペンで英語を聞いたりします。
いきなり『お勉強!』といったプリントが始まるわけではありませんが、幼児ポピーに比べるとやはりお勉強要素が少し強いなといった印象です。
2歳の娘が実際に公文でどんなプリントをやっていたかは、こちらにも詳しくまとめています▼
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2歳から公文ってどう?3教科を1年通った効果や感想をレビュー
続きを見る

プリントの量の違い
毎月こなすプリントの量もまったく違います。
幼児ポピー
幼児ポピーは、実際に申し込むと毎月届くのは、↓の3点。
- ももちゃん(オールカラー、35ページ、シール付き)
- ミニ絵本(オールカラーの厚紙絵本、12ページ)
- ほほえみお母さん&お父さん(保護者向けの情報誌)
ワークは35ページなので、1日1~2枚やれば1カ月で終わらせられます。
1日1~2枚であればすぐに終わりますし、『今日のワークがまだ終わってない!!』なんて気負うこともなく、無理なく続けられる枚数だと思いました。
シールは何度も貼ったり剥がしたりできるタイプなので、一回きりで終わってしまうこともありません。
デメリットとしては、35ページだと子どもが『もっとやりたい!』となって1日に何枚もやってしまうと、1冊が1カ月も経たずにすぐに終わってしまって結局ドリルを買い足さないといけなくなるかもしれません。
公文
公文は毎日1教科あたり10枚ほどの宿題が出ます。
単純計算で10枚×1カ月(30日)=300枚ものプリントをこなします。
これだけの量をこなすと、嫌でも勉強習慣が付きます(笑)
ただ、1日10枚を毎日こなすのはそれなりの時間が必要になってきますので、公文は親の負担が大きいと思います。
幼児ポピーが35ページに比べて、公文は300枚。値段の違いも納得です。
【幼児ポピー公文】結局どっちがいいの?
幼児ポピーと公文どちらにするかは、お子さんにどういった勉強をしてもらいたいによって、結構明確に分かれるかなと思います。
お子さんに合った教材を見つけることができれば、小さい頃から勉強習慣を付けることができます。
幼児ポピーがおすすめな人
- 値段を安く抑えたい人
- 広く浅く学ばせたい人
- まずは楽しくお勉強を始めてみたい人
- 子どもの送迎が厳しい人
- 子どもの勉強にあまり時間をかけずに、プリント学習をやりたい人
公文がおすすめな人
- 算数・国語・英語の教科をしっかりと勉強させたい人
- 勉強習慣を付けたい人
- 教室に通い、先生にも子どもの勉強を見てもらいたい人
- 子どものレベルに合わせて先取なども行って勉強させたい人
- 「子どもの勉強のサポートを頑張れるよ!」といった人
確実に先取り学習をしていきたいのであれば迷わず公文、そうでなければ一旦は幼児ポピーで様子を見てみるのもありかなと思います。
どちらにするにしても無料で試すことができるので、必ず無料体験を受けることをおすすめします。

幼児ポピーは私が今回試した、無料のお試し教材があります。
お試しでもボリュームがあったのでしっかりと内容を確認することができました。
まずは見てみるのがおすすめです。


公文は2回まで無料で教室に通うことができます。
体験でも宿題が出るので、実際に入会した時と同じように体験できます。
迷っている方の参考になれば幸いです。
最後までお読み頂きありがとうございました。