
教材はどんな内容?どんな効果があるか知りたい!
こんにちは、みちゅママです。
子ども向けの英語学習はたくさんありますが、その中でも有名なもののひとつが公文の英語ではないでしょうか。
ただ始めてみようかなと思っても、一体どんな教材なのか、どういったことを教室でやるのか、など公式サイトなどを見てもなかなかイメージが付きにくいですよね。

そんな方に今回は、実際に娘が公文英語を半年ほど受講していた我が家が、公文の英語の教材である、イーペンシルとテキスト について解説します。
こんな方におすすめ
- 公文の英語に興味がある
- 教材の内容を詳しく知りたい
- 教材は幼児でも使えるの?
- ぶっちゃけ効果はあったのか気になる。
※こちらの記事は幼児~小学校低学年のお子さんに向けて書いています。
公文の英語とは?
公文の英語は、よくある塾や英会話教室とは違います。
先生から教わるのではなく、自身で教材を使って英語を習得していくというスタイルです。
教材は、公文オリジナルの教材であるイーペンシルというタッチペンと、テキストやプリントを使って学習します。
テキストやプリントは細かなレベル分けになっているので、スモールステップで自身で無理なく学習を進めて行くことができる内容となっています。
教室へは週2回通い、残りの5日は自宅学習です。
教室へ週2回通いますが、教室でも家でもやることは同じです。公文の英語は、先生に教えてもらうことは基本的はしません。
『先生に教えてもらわないなんて大丈夫?』
私もそう思ったんですが、公文の英語は小学生で英検3級~5級合格者のうち、3人に1人が公文の英語の経験者というすごいデータもあります。

月額会費
対象 | 月額会費 | |
幼児・小学生 | 東京都・神奈川県に所在する教室:7,700円 | 左記以外の地域に所在する教室:7,150円 |
会費は、受講する地域にもよりますが、約7000円。
一般的な英語教室に行くのとそんなに変わらない値段です。
【公文の英語教材】イーペンシルについて
公文の英語で必須アイテムが、イーペンシルと呼ばれる電子ペンです。
このイーペンシルとテキストを使って学習を進めて行きます。

イーペンシル使いやすさは?
イーペンシルの使い方はとても簡単。
- スイッチを入れる
- テキストをタッチ
たったの2ステップです!
①側面のスイッチを入れる。

②テキストのマークをタッチ。

タッチする部分の精度は良く、『タッチしたけど中々始まらない』なんてこともないので、ストレスなく進めることができます。

イーペンシルの機能
イーペンシルのボタンはこんな感じです。
正面

①前に戻る・次へ進む
②一時停止
③ボリューム
側面

スイッチをオフし忘れても、一定時間が経過すると自動でオフされます。
側面にロックボタンがあるので、ロックをしてしまえば、小さいお子さんが正面のボタンを触ってしまっても停止したり、ボリュームが変化することもないので安心です。
SDカードを入れる部分がありますが、こちらは基本は使いません。
教材の改定があった場合に、ここに新音源の入ったSDカードを入れて、データの更新をするためにあるそうです。

電源は?
電源は、4種類です。
- 市販の単4形乾電池
- エネループなどの充電式の電池
- 別売品のイーペンシル専用充電池パック(充電には専用USBアダプターが必要)
- 専用USBアダプター
3と4が少し分かりにくいですが、3がイーペンシル専用の充電式の電池で、4がその電池を充電できる&直接イーペンシルに差し込んで使うこともできる電源です。
正直、この3,4は必要ないのではと思います。
3のイーペンシル用の充電地を買うのであれば、何にでも使えるエネループなどの充電式の電池を買った方がいです。
4の専用のUSBアダプターは電池はいりませんが、有線なので使いづらく、教室に行った時は電池で使用するので、結局電池も必要になってきます。

使う頻度によりますが、2か月以上はもっていましたよ。
【公文の英語教材】テキストについて
教材の内容についても気になるところですよね!
次はくもんの英語で使う教材のテキストについてご紹介します。
テキスト・プリントの内容は?
3A~Cまでの幼児期のレベルはテキスト、D以降はプリントの教材です。
イーペンシルで テキストのマークをタッチして、流れてくる音声に従って、自分で進めていきます。
テキスト↓

3A①→3A②→2A①→2A②→A①→A②→B①→B②→C①→C②の順番で進んでいきます。
テキストの内容は、3A①~C②までのテキストは【聞く】⇒【声に出す】で進めて行きます。
例えば、リンゴが載っているページをイーペンシルでタッチすると、
『英語を聞いて真似して言いましょう apple』
といった音声が流れてきます。
聞いたままを復唱するだけなので、小さいお子さんでも一人でやることができます。
D教材以降は【書く】も加わり、教材もテキストではなくプリントになります。
テキストの難易度ってどんな感じ?
くもんの英語の教材レベルは、目安では以下となっています。
- 3A~C→幼児レベル
- D~F→小学生レベル
一番優しいレベルの3A①だと、『appe』や『dog』など日本語でも馴染みのある英単語が、1ページに1語~3語のっています。
1冊につき50語くらいの単語が出てきます。
また10ページごとに英語の歌がのっています。
Twinkle Twinkle Little Star(きらきら星)や、Head, Shoulders, Knees and Toes(あまたかたひざポン)など、馴染みのある歌も多く、娘はこの歌が大好きでした。
Cまで進むと、『I like milk』や『Which do you want?』などのフレーズも加わってきます。
テキストはどこからスタートするの?
くもんでは、入会の際に、簡単なテストをしてレベルを確認してから教材を進めます。
私の通っている教室の先生いわく、幼児や英語に慣れていない小学校低学年からスタートするのであれば、一番優しい3Aテキストからスタートのケースが多いそうです。
イーペンシル購入について
イーペンシルの購入方法は、大きく分けて3つあります。
- 教室で購入
- 公式サイトで購入
- メルカリ・ヤフオクなどで中古を購入
1.教室で購入
くもんの英語に入会すると、教室で購入することができます。
我が家はこのパターンで、代金は月謝と同じタイミングで引き落としされました。
後日、教室で先生から直接受け取りました。
ただ、教室によっては入会しても『イーペンシルは自身で購入してください』と言われるパターンもあるそうです。
その場合は、自分でオンラインなどで購入する必要があります。
2.オンラインで購入
公文の公式オンラインで購入できます。
Amazonでも取り扱いはありますが、私が確認した時は価格が公式よりも高かったので、オンラインで購入するのであれば、公式サイトがおすすめです。
3.メルカリ・ヤフオクなどで中古を購入
中古にはなりますが、メルカリやラクマなどのフリマサイトや、ヤフオクなどのオークションでも購入できます。
金額は、2000円~4000円くらいで売られています。
イーペンシル中古ってどうなの?
イーペンシルは定価で購入すると6600円(税込)です。
安くはないので、中古も検討してみたいですよね。
ただ、個人的には新品の購入をおすすめします。
イーペンシルは使用頻度が高い教材です。
中古で購入する場合はやはり一定の故障リスクがあります。
ただ、中古だと故障した際の保証がないものが多いです。(公式サイトからだと2年保証あり)
中には保証書付きの中古品もありますが、保証期間が過ぎていたり、残りの保証期間が少なかったりします。
また、子どもが使う物なので、結構落としたりしている場合もありますが、目に見えないダメージまでは中古では分かりません。

イーペンシルは公文の英語でずっと使う教材です。
長い目で見ると、やはり保証のある公式での新品の購入がおすすめです。
『どうしても中古がいい』といった場合は、古い製品は避ける、なるべく使用期間の短いもので探してみると良いと思います。
『とりあえずどんな物が使ってみたいから』という理由で、中古を検討されている方であれば、無料体験を受講すればイーペンシルも貸してもらえます。
無料体験学習の期間は、教室だけでなく、家でも使えるように貸してもらえましたよ。
入会に迷われているかたは、ぜひ検討してみてくださいね。
娘の公文英語の効果
イーペンシルは公文に入会してから、ほぼ毎日使いました。
ペンタイプで軽いので、使おうと思った時に気軽に使えるのも良かったですし、小さい子どもでも自分でタッチできる簡単さもとても気に入りました。
娘もイーペンシルを楽しく使っており、テキストに出てくる単語や歌を順調に覚えていました。
ただ、娘に関していえば、公文開始2,3カ月後には、家ではテキストに出てくる歌しかほぼ聞かなくなりました。

教室では、先生がいるので単語も歌も聞いて、真似もしましたが、正直単語の部分はすごく嫌そう。。
たまに気が向けば単語を聞いたりもしていましたが、9割がたは歌を聞くのみになっていました。
それでも歌はちゃんと聞いているだけあって、覚えてけっこう正確に歌えていたので、きちんと使えば一定の効果はあると思います。
ただ、我が家はコスパなどの面も考えて、英語は結局半年ほどでやめました。
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【公文英語やめました】幼児期に公文の英語が向かないと思った理由
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イーペンシル代用は?
公文の英語だと、入会してイーペンシル(6600円)を購入し、毎月の月謝(約7000円)を払って、と費用が結構かかります。
ただ、公文の英語教材は(小学生レベル)までは、イーペンシルを使って単語、歌、文章を聞いて真似をする学習方法です。
それであれば、わざわざ教室に行ったりしなくても、幼児の間は別のタッチペンタイプの教材を使って家でやっても良かったなと思いました。
おすすめの市販のタッチペンタイプの教材です。
新装版 にほんご えいご おしゃべりことばのずかん
対象年齢 | 1歳半~ |
収録単語 | 633語 |
身の回りの単語をタッチペンで楽しく覚えることができます。
日本語と英語の音声切り替えができるので、英語と同時に日本語の語彙力を増やすことにも使えます。
英語の歌も2曲ですが、収録されています。
『まずは英単語から気軽に初めてみたい!』といった、おうち英語のファーストステップの教材としておすすめです。
ペンがおしゃべり! ベビー&キッズ えいご絵じてん
対象年齢 | 0~7歳 |
収録単語数 | 英単語500語+フレーズ100語 |
単語、フレーズ、歌が聞ける音声ペンです。
こちらも音声は、英語と日本語で切り替えができるタイプです。
英語の歌が17曲も入っているので、歌が好きなお子さんは楽しんで使ってくれると思います。
単語は「英検Jr」.や小学校英語にも役立つ500語を厳選しています。
『英検や小学校英語 を先取りしておきたい』そんな方におすすめです。
イーオンこども英会話監修 はじめてのえいごレッスンえほん
対象年齢 | 1歳~ |
収録単語数 | 単語500語+フレーズ140 |
日常会話フレーズたっぷりの音声ペンです。
このタッチペンの一番のおすすめポイントは、オールイングリッシュなことです。
イーペンシルは、とても良い教材なのですが、日本語と英語の音声が混ざっていて、私はそこが一番残念に感じていました。
これは、音声が英語だけなので、英語をたくさん聞かせてあげることができます。
『英語は英語のまま理解させたい』そう思っている親御さんにはこちらがおすすめです。
最後に
今回は、公文の英語やイーペンシルについてまとめてみました。
小学校から英語の授業が始まるので、子どもにはなるべく早く英語に触れさえてあげたいですよね。
低年齢の間に英語に触れておくことは、今後のお子さんの英語学習において大きなアドバンテージになります。
イーペンシルはとても良い教材だとは思いますが、興味が移り変わりやすい幼児の時期だと、どうしても飽きてしまうことがあるかもしれません。
教室に通ってしまうと、月謝も払っているので『イーペンシルやってよ~!!』となってしまいがち。
まずは、先ほどご紹介したような、タッチペンタイプの教材で試してみるのもおすすめです。

この記事がどなたかの参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。