
教科は3教科にしようかと思っているけど、実際に3教科受講した人はどうだったんだろう。。?
こんにちは、みちゅママです。
幼児の習い事として人気の公文。
しかし、いざ通ってみようと思った時に、多くの方が悩むのが『3教科全部受講したほうがいいの?』ってことではないでしょうか。
体験教室に行ったりすると、先生からも『3教科受けているお子さんもたくさんいらっしゃいますよ』なんて言われて余計に迷ったり。。

我が家の娘は2歳から通い始めたのですが、結局途中で英語をやめました。
年少さんになった現在は、国語と算数の2教科を受講しています。
そこで、今回は実際に3教科を受講した我が家が『公文の3教科受講はおすすめしない理由・3選』をまとめてみました。
公文の3教科受講はおすすめしない理由・3選
宿題をこなすのが大変
まず私が感じたのはこれです。
公文では、週2回教室に通う日以外に、自宅で行う宿題のプリントが出ます。
このプリントの量がとにかく多いんです。
通う教室の先生によっても出される宿題の枚数は違いますが、我が家の場合は、
- 国語:ひらがな読みのプリント→10枚、ズンズンという運筆のプリント10枚
- 算数:数字のプリント→10枚
- 英語:英語のテキスト→10ページ
全部で『プリント30枚、英語のテキスト10ページ』 2歳の頃、1日にこれだけの量の宿題がでました。

気分が乗っているときだと、30分くらいで終わらせられる日もありましたが、そんな日は滅多になく、娘がいかにプリントを楽しくできるのか、思考錯誤しながら一緒に宿題をするのが憂鬱になる時期もありました。
また、我が家は共働きで、公文にかけられる時間も限られていたため、娘を急かしてしまうこともあって、お互いに嫌な気持ちになることもありました。
全部やっていかなくても先生から何か言われるわけではありませんでしたが、できなかったプリントが溜まっていくのは地味にストレスでした。
3教科→2教科に減らしてから、その分宿題の量も減ったので、少しゆとりを持って取り組めるようになりました。
どれも中途半端になる可能性がある
我が家の場合は、1日の中で公文のプリントに付き合ってあげられる時間は30分ほど。
(もし、公文に付き合ってあげられる時間がたっぷりあったとしても、幼児の間は遊ぶことの方が何倍も大切なので、机に向かう時間は長くて30分で十分だと思います。)
3教科やっていると1教科にかけるプリントの量は10分ずつくらいです。
そうなると、それぞれ10枚のプリントの宿題が出ていたけれど、3枚ずつで終わったなんて日も全然あって、各教科の進度がなかなか進みません。
というか、どれもなかなか身に付かないのです。。
でもそれもそうですよね。
1日30分のプリントで、
- 国語→『ひらがな読む』『運筆やる』
- 算数→『数字数える』
- 英語→『英単語を聞く』『聞いた英単語を復唱する』
忙しっ!!
こんなに詰め込まれても、そりゃあどれもちょっとずつしか覚えられませんよね。
もちろん、1教科にじっくり時間をかければ覚えることはできるかもしれませんが、そうなると3教科全部を終わらせるためには、1時間くらい机に向かっていなければ終わらないなんてこともザラにあると思います。
小さい頃から長時間机に向かって勉強することが、子供のためになるとは全く思いません。

また、進度が進まないと何が困るかというと、何度も同じプリントをもらってきます。
当然、子ども自身が飽きてくるんです。
そうなると、せっかくの公文が嫌になってしまう可能性もありますよね。
我が家の場合はですが、3教科→2教科に変えてから、机に向かう時間は30分と変わりませんが、あれもこれもと取り組まなくてよくなったからか、娘の進度は明らかに早くなりました。
集中力が続かない幼児の間は、教科をしぼってその教科をきちんとこなす方が、身に付くんだなと実感しました。
教室での集中力が続かない
3教科受講すると、もちろん教室でも3教科実施します。
これも教室によるかもしれませんが、娘は教室で、
- 国語:ひらがな読みのプリント→10枚、ズンズンという運筆のプリント10枚
- 算数:数字のプリント→10枚
- 英語:英語のテキスト→10ページ
プリント30枚、英語のテキスト10ページと宿題と同じ量をこなしていました。
公文に通い始める時に先生に『1教科30分が目安ですが、どうしますか?』と聞かれたのですが、さすがに30分×3教科=1時間半も幼児を教室で勉強させるなんて発想はなかったので、『プリントが終わらなくてもいいので30分で帰れるようにできますか?』と聞いて、3教科でも30分くらいで帰れるようにお願いしました。
ただ、30分では終わらなくて、『もうちょっとで終わるので待ってもらえますか』と結局40分以上やっているなんて日もありました。
外からこっそり覗いてみると、娘は明らかに集中できていないんですよね。
そんな時が何度かあり、『3教科を全部やるにはある程度の時間が必要だけど、それだと幼児にはあまりにも長すぎるな~』と思いました。

2教科に変えた現在は、30分もかからずに終わらることができていて、以前よりは集中してできているので、やはり教科を減らして良かったと思いました。
幼児の間はまずは無理なくスタートしよう
いかがでしたでしょうか。
公文の最大の利点は『机に向かって学習する習慣が付くこと』です。
ただ、勉強をスタートしたばかりの幼児がじっと座っていられるのは、せいぜい5分、慣れてきても30分ではないでしょうか。
3教科受講すると、宿題をこなすにも、教室でプリントをこなすにも、ある程度の時間が必要となってきます。
幼児の間は、子どもの気分によって1教科にかかる時間が変わるので、全然読めません。
『1教科終わらすだけでも20分かかった。。』なんてことも普通にあります。

『でも算数も国語も英語もどれも大切だし』といった気持ちもめちゃくちゃ分かります!!
とりあえず受講しておけば安心って気持ちもありますよね。(我が家はまさにそれでした)
でも、勉強ってこれからまだまだ続くながーい道のりです。
始めから無理をしてしまうと親も子も疲れてしまいます。
私は公文自体は良いと思っています。
小さい子どもがコツコツ頑張って、できないことがどんどんできるようになる。
時にはプリントを嫌がることもありますが、できた時はやっぱり本人も嬉しそうですし、そんな子どもを見ていると親もつられて嬉しい気持ちになります。
ぜひ、無理せず焦らず楽しく公文をスタートさせてくださいね♪
3教科のうちで英語をやめた理由はこちら↓
最後までお読みいただきありがとうございました。