
英語学習をスタートした時に、まず覚えたいのが英単語じゃないでしょうか。
いくら文法を覚えていたとしても知っている英単語が少ないと、使える英語の幅も狭まってしまいます。
最近では、小学校から英語の授業も導入されており、親御さんの子どもへの英語学習にますます関心が高まっています、
少しでも英語ができるようにと、幼児の頃から英語教室に通っていたり、家でおうち英語をしているお子さんも珍しくありませんよね。
ただ、英語教室に通うとなると、教室選びから送り迎えにと中々ハードルも高くありませんか。
おうち英語も、仕事が忙しかったり育児に追われていたりと、満足な時間を取ってあげられないって方もいらっしゃると思います。
でも子供のために英語学習もしてあげたいし、特に英単語を覚えることは英語を習得する上で避けて通れない。。
何か手軽にできる方法はないかな。
そんな方におすすめなのが、フラッシュカードを使った英単語の習得です。
フラッシュカードといえば、幼児教室などでよく用いられるものですが、英単語の習得にも役に立つんです。
フラッシュカードを用いた英単語の習得については、こちらの著書でも紹介されています。
小学校6年生で英検1級に合格した息子さんを持つ、ママさんの英語学習の方法を紹介した本です。
英検1級といえば、合格率は毎回10%程度、合格すればネイティブレベルと言われているので、すごいですよね!
本書の中で、著者は息子さんに3歳のころからフラッシュカードでの英単語学習を行っていたことが書かれています。

そこで今回は、フラッシュカードを使った語彙力アップについてご紹介します。
- 子どもに英語に触れさせたい
- 子どもに英単語を覚えて欲しいけど、親があまり時間は取れない
- たくさんの英単語を効率的に覚えてもらえたらなと思っている
- フラッシュカードに興味がある
こんな方はぜひ最後までお付き合いいただければと思います。
フラッシュカードって?
『そもそもフラッシュカードって何』と思う方もいらっしゃいますよね。
フラッシュカードとは、早期教育で有名なドーマン博士により推奨されている、物の名前や、数字、人物などが書かれたカードを高速でめくっていく教育法のことです。
高速で絵や文字を見せると、論理的思考を行う左脳での判断が追いつかなくなります。
判断することができなくなると、視覚処理を行う右脳に直接情報が入りインプットすることができると言われており、幼児教室などでよく用いられています。

フラッシュカード【効果】
フラッシュカードは、大量の記憶を一気にインプットして、知識をインストールさせるという効果が期待されています。
たくさんの情報を一気に刷り込めるのが最大の利点だと言えます。

フラッシュカード【どんなものを使えばいいの?】
絵と英単語が同じ面に印刷されているものを使いましょう。
フラッシュカードを行う際に、英単語のスペルもインプットできるからです。
フラッシュカードは視覚で覚えるので、絵と英単語の他に日本語が書かれていたり、読み仮名が書いているカードは見せる情報が多くなってしまうので、あまりおすすめしません。
おすすめのフラッシュカード
市販で売られているおすすめのフラッシュカードです。
絵と英単語のみが印刷されているシンプルなフラッシカードです。
カードに印刷されている絵がイラストではなく写真なので、よりリアルに記憶することができるのもおすすめのポイントです。
手作りもおすすめ
ご家庭にプリンターかある方は、手作りするのもおすすめです。
手作りだと手間はかかりますが、コストを抑えることができますし、好きなイラストを入れることができますよね♪
フラッシュカード無料サイト
フラッシュカード【やり方】
ここでは一般的なフラッシュカードのやり方をご紹介しますね。
- カードの文字を手で隠さないように持つ(胸の位置にくらいに)
- 一番後ろのカードを右手の指先で持ち、一番前に持ってくる
- カードが一番前に来た瞬間にカードの単語を言う(1秒に1枚より少し早いペース)
カードをめくるスピードは早いほど効果はあると言われているので、スピードを意識して行いましょう。

フラッシュカード【行う時の注意点】
フラッシュカードは効果的なインプット方法ではありますが、デメリットもあると言われています。
- 受け身学習で子どもの自主性が失われる
- 好奇心のない子どもになる可能性がある
受け身で大量の情報処理ばかりを行っていると、受動的な能力は鍛えられる一方で、子どもの自主性や好奇心が損なわれるリスクがあると言われています。
そこで、フラッシュカードを行う際は、以下を注意して行ってみましょう。
長時間行わない
『一気にインプットできるならたくさんやろう』と思ってしまいそうですが、長時間にわたり情報を与え続けるようなフラッシュカードは子どもの負担となり、さらには自主性を損なってしまう可能性もあります。
フラッシュカードを行う時は、短時間でやりましょう。
1日2、3分くらいで十分だと思います。
長時間のフラッシュカードは避けるようにしましょう。

実体験とリンクさせる
カードで覚えた物は、子どもにとってあまでカード上だけの情報です
子供の好奇心を損わないようにするためにも、実体験とリンクさせてあげるようにしましょう。
例えば、『動物の名前をフラッシュカードで覚えたら、動物園に連れて行って実際に見せてあげる』など、カードと実際の体験とを紐付けであげることで、記憶力の定着と好奇心を刺激してあげることができますよ。
フラッシュカードで英単語を覚えるメリット
子どもにたくさんの英単語を覚えさせるのって大変ですよね。
でも、フラッシュカードであれば、短時間で効果的に覚えることができます。
短時間で終わるので、子どもに嫌がられる可能性も低いです。

フラッシュカードの他にも、英単語のかるた遊びなど取り入れるのもおすすめです。
英単語を覚えるだけでも、英語をたのしめる幅がぐっと広がります。
『自分って英語ができる!』→『英語好き』になってもらえると、嬉しいですよね。
フラッシュカードを効果的に使って、英語学習をやってみましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。