
おうち英語をスタートするにあたって、英語学習の本を読むことはとても効果的です。
[st-kaiwa r3]私は基本的に、英語学習の育児本を参考におうち英語を進めています[/st-kaiwa3]
そこで、今回は私が読んで良かったと思ったこちらの本▼
こちらをご紹介したいと思います。
タイトルを見た時に、怖気づいてしまったのは私だけでしょうか。

ところが、読んでみてびっくり。
著書内でお子さんのインタビューが載っているんですが、 スパルタどころか 当の本人は英語を教えられていたとすら感じていなかったと、答えているんです。
著者のタエさんは、普通の主婦の方で、
- お金なし
- 学歴なし(英語は得意ではない)
- 留学経験なし
といった、英語が人一倍できるわけでもないし、教育のプロってわけでもないんですよね。
ただ、工夫をすることがとても上手で、そのための努力も惜しんでいません。
この著者の、考え方や取り組みが参考になる箇所が多く、英語教育を検討している方には是非、読んでもらいと思いました。
そこで、今回はレビューを含めたおすすめの理由と、本を読んだ我が家が実際に取り組んでいることをご紹介します。
既におうち英語をしている方はもちろん、おうち英語をスタートしようと思っている方も、是非最後までお読みください!!
おすすめの理由
お金をかけずに英語教育ができる
著者は、『高額な英語教材や、インターナショナルスクールに通わせなくても、バイリンガルになれる』ということをモットーに、英語教育をされています。
実際に、英語教育にかかったお金の内訳も記載されいます。
ここで注意なのは、お金をかけずにと言っていますが、全くかからないわけではありません。
お子さんの年齢にもよりますが、月に1万以上かかっている月もありました。
ただ、『親が外国人』とか『英語ペラペラ』でなければ、ある程度は仕方がないと思いますし、高額の英語教材を買うことに比べると、はるかに安く済んでいます。
本当に、必要最低限の出費にされているなといった印象でした。

日本語も大切だと考えている
英語教育を実施するにあたって、親が心配になるのが『日本語がおろそかになるかもしれない』じゃないでしょうか。
でも、著者ははっきりと『英語よりも、まず日本語が大事』といったスタンスで英語教育を進めています。
著者の『日本語の遅れは、 理解力や分析力、判断力が落ちるので『賢い子』になれない。つまりは、英語力もどこかで頭打ちしてしまう』こういった考えはとても納得できました。
取り組みの一つとして行っていたのは『日本語の絵本の読み聞かせ』だそうです。

英語環境への取り組みが徹底している
著者は、『ネイティブの子どもと同じ環境にする』を目指して、徹底的な英語環境を作っています。
著者が行った主な取り組み
- 読み聞かせ
- 語りかけ
- テレビ番組
- かけ流し
- フラッシュカード
すごいですよね。
一つ一つはあまりお金もかからないし、意外とできてしまうことが多いです。(親のある程度の労力はいります
おすすめのフレーズ・洋書・DVDが役に立つ!
著者が実際に英語教育で使用した、フレーズや洋書、DVDが紹介されています。
『英語教育にお金をかけたくない』と思っている著者が選んでいるので、どれも安価な物が多く、取り入れやすいです。
私は当時、娘の英語絵本を探していて、SNSやおうち英語をしている方のブログなどでよくおすすめされていた、『CTP』や『ORT』を購入するか迷っていました。
ただ高いんですよね。。
他にも、Amazonなどで安い英語絵本があるのは知っていましたが、どれを選べばいいかも分かりませんでした。
そんな時に、この本に出会い、紹介されていた本を何冊か購入しました。
絵本自体は満足のいく本ばかりで、娘は気に入って何回も読んでくれました。
我が家の取り組みとその効果
この本を読んで、実施している我が家の取り組みと、その効果もご紹介しますね。
読み聞かせ
娘が3歳になる頃から、英語絵本の読み聞かせをスタートしました。
それまでは、日本語の絵本の読み聞かせのみを行っていましたが、そこに、英語絵本を1冊プラスすることにしました。
まだ、4カ月ほどですが、娘の英語の語彙力は確実に増えました。
絵本はすごく簡単なレベルの絵本を読んでいるのですが、そこに出てくる英単語は結構覚えてくれているようで、自分で話したりすることもあります。
もともと絵本が好きだったのもあるかもしれませんが、楽しみながら学んでくれたのも良かったです。
語りかけ
英語で語りかけることを、娘が3歳になるくらいからスタートしました。
ちなみに私の英語力は低いです(笑)
語りかけを行おうと思っても、『全然英語が出てこない』んです。。
まずは、私自身が英語のフレーズを覚えて、1日1フレーズからスタートして徐々に増やして行きました。
この語りかけは、娘にはすぐに効果がでました。
1カ月も経ったころにはベッドで、『I’m sleepy』と言うようになって、びっくりしたのを覚えています。

終わりに
この本を読んで思ったのは、『子どもに英語ができるようにさせるためには、親の努力が必要』だということです。
高額な教材や英語教室に行ったからといって、それだけでは無理なんだなってことを良い意味で思い知ることができました。
著者のやっていたことを、そのままするのは厳しいなと思う方もいらっしゃると思います。

でも我が家では、この本の取り組みの一部を取り入れるだけでも、効果は感じられました。
・これから英語教育を始める方
・英語教育をやっているが、効果があまり感じられない方
こんな方は、是非一度読んでみていただきたいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。