こんにちは、みちゅママです。
みなさん、運筆ってご存知でしょうか。
運筆とは、『文字または文章や、絵をかくときの、筆の動かし方』のことをいいます。
思い通りの場所で鉛筆を止められる、適切な力で文字を書くことができる、こういったことをするためには、運筆力が必要なんです。

そしてこの運筆力が、小学校に就学してから、勉強を進める上でとても大切になってくるので、ぜひ幼児期に取り組むことをおすすめします。
『ひらがなとか数字を書かせる練習をした方がいいのでは?』
『どうして運筆と勉強が関係あるの?』
『幼児期に取り組んでおいた方がいいのはなぜ?』
こう思われるかたもいらっしゃると思います。
そこで今回は、こういったことをまとめました。
- 運筆が大切な理由
- 就学前に運筆をやっておいた方がいい理由
- 運筆のやり方
知っておいて損はないので、幼児期のお子さんをお持ちの方は、是非最後までお読みくださいね。
運筆が大切な理由
冒頭でもお伝えしたとおり、運筆とは『文字を書く時の筆(鉛筆)の動かし方』です。
この運筆力が低いと、手や手首を適切に使って文字を書けないので、字を書くとすぐに疲れてしまったり、文字を書くことが無意識のうちに苦痛に感じてしまうようになるんです。
ただ、勉強をする時に文字を書くことは避けて通れないですよね。
- ひらがなや漢字を正しく書く
- 授業でノートを書く
- 計算問題を書いて解く
こういった時に、思ったように鉛筆が動かせないと、文字を書くことが苦痛=勉強が苦痛と感じてしまい、学力に影響が出てくる可能性があります。
そうならないためにも、ひらがなや数字を書く前に、まずは運筆で手や手首を鍛えて、運筆力を上げていきましょう !
就学前に運筆をやっておいた方がいい理由
小学校に入学すると、幼稚園や保育園とは全く違う環境に、親子でまずは慣れていかなければなりませんよね。
ひらがなの練習もあっという間に始まりますが、その時に『うちの子って筆圧が弱いかも』『そもそもちゃんと線を書くことができていない?!』なんて思って慌てて運筆練習をスタートするのは、親も焦ってしまいますよね。
お子さんにとっても、日々の授業にプラスして、運筆の練習をするのは負担になってしまいます。
そうならないためにも、幼児の間に少しでもいいので運筆練習をしておくのがおすすめです!
スタートする年齢は2歳くらいから始められます。

お子さんが書くことに興味を持つようでしたら、スタートしてみてください。
もし、鉛筆が早いようでしたら、クレヨンから始めるのもおすすめですよ。
運筆のやり方
運筆のやり方は、とっても簡単です。
- 殴り書き
- 線と線を結ぶ
- 曲線やギザギザを書く
- なぞり書き
- 迷路
お子さんの年齢や、成長に合わせて1~5までをやってみてください。
『これはちょっと簡単かな?』くらいのレベルから始めると、お子さんも苦手意識を持たずに取り組みやすいですよ。
始めは楽しくスタートすれば十分ですが、進むにつれて以下も意識してみてください。
・鉛筆の持ち方
正しく持つことはとても大切です。
鉛筆で書くことに慣れてきた頃に、正しい持ち方を教えてあげましょう。
・書いている時の姿勢
こちらも、書くことに慣れてきた頃でかまいませんの、姿勢にも注意してみてください。
書いている時に手や腕が机から浮いているようなら、そっと机に乗るようにサポートしてあげましょう。
ぐっと書きやすくなりますよ。
おすすめアイテム・教材
おすすめアイテム
運筆をスタートするのに必要なのは鉛筆ですよね!
有名ですが、やっぱり公文の鉛筆が一番おすすめです。
通常の鉛筆より太い作りになっていて、形状も三角なので子どもが握りやすいです。
鉛筆の濃さは6B~あります。
幼児期にスタートするのであれば、一番濃い6Bが柔らかくて書きやすいのでおすすめですよ。
専用の鉛筆削りが必要なので、購入するときは注意してくださいね。
もし、クレヨンからスタートする場合のおすすめはこちらです。
こちらは、クレヨンを舐めてしまうかもしれない年齢のお子さんにおすすめです。
舐めても安心な素材で作られています。
舐めたりする心配のないお子さんにはこちらがおすすめです。
三角の太い形状のクレヨンなので持ちやすく、力を入れて書いても折れにくい作りになっています。
手も汚れにくく、運筆をスタートするにはうってつけのクレヨンです。
おすすめ教材
運筆をするのにおすすめの教材のご紹介です。
直線や曲線、ジグザグなど一通りの線が書けます。
オールカラーで、可愛いキャラクターも書かれていたりするので、子どもも楽しんで取り組めます。
『もっと気軽に初めてみたい!!』
そんな方には、ダイソーの知育ワークもおすすめですよ。



100円ですが、ページ数は60ページ以上あって全ページオールカラー。
気軽に初めてみたい方にはピッタリだと思います。
まずは楽しく始めてみよう

『ひらがなや漢字を書くこ』とを優先してしまいがちで、あまり意識されない方も多い運筆。
ただ、鉛筆で書くことに慣れていない小さな子どもにとっては、とても大切なプロセスなんですよね。
運筆について色々と書きましたが、あまりかた苦しく考えずに、まずは楽しく画用紙に殴り書きから、親子で楽しんでスタートしてもらえたらなと思います。

こちらの記事がどなたかの参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。