
幼児から公文に通っているんですが、公文のプリントを子どもが嫌がります。
無理矢理やらせて勉強嫌いになっても困るし。。どうしたらいいのかな?
こんにちは、みちゅママです。
我が家では2歳から公文に通って2年弱経ちます。
通い出して3、4カ月過ぎたあたりで、始めのうちは簡単だったプリントが少しずつ難しくなってきたり、単純に飽きてきてしまったりして、『プリントやりたくない』と言い出すようになりました。

公文の先生に相談したり、公文に通っている先輩ママにどうしているのか聞いてみたり、書籍を読んだり、色々と試行錯誤して、今では娘から『やりたくない』と言われてもいくつかの方法で乗り切っています。
そこで今回は、『我が家の娘からプリントやりたくないと言われた時に乗り切る方法』をご紹介します。
こんな方におすすめの記事です
- 子どもが幼児でプリントを嫌がる
- プリントをやろうとすると、グズグズして宿題が終わらない
- プリントをやらないのでついイライラしてしまう
※娘が2歳~4歳の時に試した方法なので、小さいお子さんが対象の記事です。
どうしてやりたくないのか?
幼児がプリントを嫌がる場合は、
- 宿題の内容が難しい
- 面白くない(又は飽きている)
大きくわけるとこの2パターンのような気がします。
どちらが原因なのかで、親のアプローチも変わってきます。
まずはお子さんがどちらで嫌がっているのかを、確認してみることから始めてみましょう。

宿題の内容が難しい場合
難しいと感じると、何枚もこなすのがしんどくなるのは当たり前ですよね。
特に幼児の間は、無理なく続けれるように親が調整してあげましょう。
レベルを下げてもらう
レベルを下げてもらうのはよくある方法かもしれませんが、私が感じた特に効果的なのが『思っているよりも簡単なレベルにする』です。
少し簡単なレベルにするのではなく、『これはさすがに簡単すぎる』くらいのものを先生にリクエストしてみてください。
我が家では、娘が3Aプリントを『やりたくない』となった時に、5Aのプリントまでレベルを下げたことがあります。
娘は『これならできるー!!』と楽しくやってくれました。
5Aプリントをしばらく続けたことで自信を取りもどしたようで、3Aプリントにまたチャレンジしてくれるようになりました。
『せっかく進度が進んだのだから、戻るのはちょっと』と思う気持ちも分かりますが、急がば回れです。
お子さんが自信を無くした時は、まずは自信を取り戻せるようにするのが最優先です。
嫌がるプリントをだらだらと続けるより、案外早く進むこともあります。
是非一度試してみてください。
プリントの枚数を減らす
プリントの枚数を減らすのも有効です。
難しいからといってレベルを下げたままでいると、いつまで経っても進度が進まない場合もありますよね。
そんな時は、プリントのレベルは下げずに枚数を減らしましょう。
我が家でも、普段は10枚宿題が出ていますが、難しくてしんどそうだなと思った場合は2枚に減らしたりします。
『一度プリントを減らしたら、次増やすのが大変になるんじゃない。。』
こんな不安もありますよね。
我が家ではもう何度も増やしたり減らしたりしていますが、減らしたプリントを増やしたからといって、娘から何か言われたことは今のところありません。
少ない枚数のままにするのではなく、内容に慣れてきた頃に、少しずつ枚数を増やしていけば大丈夫です。

できない部分をとにかくやる
ちょっとスパルタに聞こえるかもしれませんが、公文のプリントって例えば10枚宿題が出ても全部ができないわけじゃなくて、『この部分だけ弱い』って時ありませんか?
我が家でも、1~50までの数字を書く時、40~50までの数字がとにかく書けなくて、嫌がっていた時がありました。
そんな時に、40~50までだけを練習したいのに、10枚の宿題のうち40~50の練習ができるプリントはそのうちの2枚だけ。
残りの8枚をやることで、娘の集中力は多少なりとも下がってしまいます。
なので娘が40~50ができるようになるまで、宿題のプリントは娘の弱い部分の2枚を重点的にやるようにしました。
公文は、個人の進捗に合わせながら進められるのが最大のメリットです。
どこか部分的にできない所があるのであれば、『先生から出された宿題は全部やらなきゃ』よりも、親がプリントを選んでお子さんの弱い部分を重点的にやっていけばいいと思います。

プリントが面白くない(又は飽きた)
公文のプリントって反復ばかりなので面白くないです。
普通に遊んでいる方が楽しいので『やりたくない』と言うのは当然かもしれません。
そんな時は、プリントに工夫をしたり、面白いと思えるようなアプローチをしてみましょう。
文房具を工夫する
よくある方法ではありますが、子どもが好きな文房具を使って楽しくできるようにしてみましょう。
プリントに子どもが好きなキャラクターのシールやふせんを貼ってみたり、鉛筆を色鉛筆に変えたりするのも我が家では効果的でした。
公文のプリントって何回も同じものをやるので子どもも飽きて当然ですよね。
『プリント面白そう。。』そう思ってもらえるように、プリントに工夫をしてみましょう。

親も一緒に参加する
子どもからしたら、親は横で見ているだけで、自分1人で机に向かってプリントをやるのって楽しくないって思ってしまうこともありますよね。
『このタイマーが鳴る前にできるかな~』とタイムをお互いに計ってみたり、
『どっちが早くできるかな~』と親子で競ってみたり、ゲーム感覚で進めてみましょう。
子ども一人にやらせるのではなく、親も一緒に参加してイベントのようにやってみましょう。
何回かに分ける
何回かに分けて、プリントをやることで子どもが『面白くない』と思う前にプリントを終わらせる作戦です。
1回で宿題を全部終わらそうとすると、子どもの集中力にも限界があります。
無理にやらせると『プリント=しんどい』となって悪循環です。
我が家で実践したのは、
まず朝にさっと1枚出して『プリントでもやったら~』とやらせる。
夜はご飯を食べた後にさっとプリントを1枚出して、『ごちそうさまだね~プリントでもどうぞ』とやらせる。
お風呂に入る前『お風呂入ろっか、その前にプリントあるけど~』とやらせる。
こんな感じでプリントを小出しにします。
何度もやらせるのは面倒に思うかもしれませんが、意外と楽です。
娘も『えっ?!』となりつつも『1枚なら』とやってくれてるので、私は今でもこの方法でよくやっています。
プリントにまとまった時間を取れなくても、1枚1分ほどで終わるのでおすすめです。

最終手段は思い切って『やらない』
いかかでしたしょうか。
これらをやっても『やりたくない!』となることも、もちろんあると思います。
そんな時は『やらない』これが一番です。

小学生や中学生くらいになると、与えられた課題をきちんとこなすことは大切だと思います。
ただ幼児のうちは、嫌がる子供に何十分何時間もかけて何十枚のプリントを毎日させる意味ってないと思うんです。
よく、公文はプリントを減らしたらダメ!!なんて意見もありますよね。
『うちは子供が嫌がっても、絶対10枚やらせてます!』なんてご家庭もあります。
それを否定するつもりは全くありませんし、プリントを全部やると決めて貫くことは素晴らしいことだと思います。
ただ、我が家では娘を小さい時から公文に行かせている理由は『私ってできる!!』と勉強に対して前向きな気持ちを養ってもらう目的が大きいです。
そういった目的を考えた時に、娘には少なくとも、嫌がっているのに10枚をやらせることで『私ってできる!』といった気持ちが生まれるとは思えなかったんです。

『10枚できたらすごい!』っていうのは大人の価値観で、1枚でも3枚でも何なら机に向かっただけでも、子どもに『やったね!できたね!』と言ってあげればいいと思うんですよね。
そうやって『自分はできるんだ!』と思える精神を育てながら、少しずつ10枚できるまでサポートしてあげたらいいんじゃないかなと思っています。
公文以外の選択肢を考えるのもあり
工夫はしたけど、それでもどうしても親子共にしんどい時は公文以外の選択肢もありだと思います。
公文は向き不向きに分かれる勉強スタイルなので、お子さんに合わないと思ったら別の選択肢を考えるのも一つです。
私自身、公文以外の教材も一通りは試してみました。
Z会は気に入って、実際に入会もしていた時期もあるくらいです。
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お試し教材で、公文とは違う教材をやってみるだけでも、気分転換になるのでおすすめです。
まとめ
毎日忙しい中で、親子でプリントをこなすのは本当に大変ですよね。

幼児のうちは、遊び感覚で色々なことが吸収できる絶好の時期です。
ただそれは、子どもに安心した環境を与えて、楽しく学ぶことができた場合だと思います。
親が怒っていたり、イライラしながらだったりすると、『プリント=嫌なもの』と思ってしまいます。
幼児に宿題をさせることは本当に苦労はしますが、幼児のうちに5分でも机に向かう習慣が出来た子は、今後の勉強を進めるにあたって、必ず大きなアドバンテージになります。
お子さんに合った方法を考えながら、親も無理せず進めていきましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。