
有名なイギリスの絵本オックスフォードリーディングツリー(ORT)。
お子さんが英語学習をしている方なら、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
1~9までのステージに分かれていて、順に読んでいくことで自然と英語が読めるようになります。
その効果は日本でも定評があり、非常に人気の絵本なのですが、値段が高いのだけがネック。
ただ色々と調べてみたところ、ORTには中国版ORTというものがありお値段も安い。
不安もありましたが、勢いで中国版ORTの絵本340冊と音声ペン(マイヤペン)を購入しました!
そこで今回は、購入した中国版のORTと音声ペン(マイヤペン)についてまとめてみました。

ORTを安く買うまでの経緯
オックスフォードリーディングツリー/Oxford Reading Tree(以下ORT)は、イギリスの小学校の80%が教科書として使っているシリーズ絵本です。
公式サイトで、ステージ1~9までの180冊セットを購入したとすると、約10万円!
音声ペンも欲しいなーと思っていましたが、音声ペンは約1万円。

ただ3歳の娘とおうち英語をしている我が家は、娘のレベルに合った絵本をその都度探して購入するということにストレスに感じていたので、ステージごとに順に進めていけばいいORTはとっても魅力的。
『どうしても欲しい。。』
そこでなんとか安く購入できないかと色々と検索をしていた時に、フリマサイトで目に入ったのが、「ORT絵本340冊&音声ペンで6万円」だったんです。
よくよく説明文を読んでみると、中国版のORTという物があるらしく、音声ペンも中国製のマイヤペンというペンらしいじゃないですか。
私としては、絵本の内容さえちゃんとしていれば中国だろうがイギリスだろうがこだわりがなかったので、出品者さんに質問しまくりながらも、結局発見したその日に購入♪
私は楽天ポイントがたくさんあったので、ラクマで購入しましたが、メルカリやヤフオクにも同じように中国版のORTを売っている出品者さんはいらっしゃいました。
中国版のORTとは?
中国版のORTには、公式版と廉価版の2種類があります。
公式版
公式版は音声ペンはマイヤペンではなく、はらぺこあおむしペンが対応しており、イギリス英語音声のみ。

廉価版
廉価版はマイヤペンが対応で、アメリカ英語とイギリス英語の両方のバージョンの音声が聞けます。


値段は、絵本も音声ペンも正規品の方が少し高いです。
実際に届いたORTとマイヤペン
実際に届いた絵本とマイヤペンがこちら。(マイヤペンの箱は破棄してしまいましたが、ちゃんとした箱に入っていました)

- ステージ1~ステージ9まで340冊
- おまけの絵本&絵辞書
- 通読カード(ステージ1~9までの絵本の表紙がまとめられいる冊子)
- マイヤペン(写真のペンは本体にピンクのカバーを取り付けてあります)
当たり前ですが、すごい量です(笑)
マイヤペンの他に、音声のデータももらえたのでかけ流しもできます。

収納はニトリのボックスがぴったりだったので、ステージごとにまとめて収納しています。

ORT絵本はどんな感じ?
中国版のORTを調べていると、口コミやレビューで、
『印刷がずれていた』
『絵のインクが薄いところがあった』
『紙が薄すぎてトイレットペーパーみたいだった』
なんて書いてあったので、ちょっとビクビクしていましたが、結論から言うと『問題なし!』でした。
届いた日にパラパラとめくってみましたが、印刷のずれや絵のインクが薄いなど、気になる部分はありませんでした。
その後も娘とステージ4まで読みましたが、今のところどれも大丈夫です。

紙の薄さですが、『海外のペーパーブックってこんなもんじゃないの?』っていう薄さでした。
日本の上等な絵本と比べると薄いかもしれませんが、もっとペラペラのペーパーブックも持っているので、紙の薄さも私は全く気になりませんでした。
ちなみに絵本のレベルとしては、ステージ1は語彙数もかなり少なめ。

ステージ4で1ページ2行くらいになります。

ステージ9までくると、難易度も上がっています。

マイヤペンはどう?
気になるのが、音声ペンマイヤペンについてですよね!
どうやって使うの?
電源を入れて、絵本の表紙や本文をタッチするだけです♪
絵本には特別なプリントがされてあるらしく、タッチする場所によってイギリス英語やアメリカ英語が流れてきます。
イギリス公式のORTのタッチペンは、絵本に「音声シール」を貼って、それを専用「音声ペン」でタッチします。
この音声シールは絵本の各ページに貼る必要があるので、たくさん買った場合はシール貼りという苦行が待っています。。
マイヤペンは、音声データをパソコン経由で音声ペンに保存して使用します。
こちらも自分でやるのはややこしそうですが、私が購入した出品者さんは購入した絵本のデータを全てマイヤペンにダウンロードした状態で送ってくれました。
なので、届いたその日から電源を入れるとすぐに使えました。

使い心地は?
たまに反応が鈍い時がありますが、その時はもう1、2回とタッチすれば反応してくれるので、ストレスに感じるほどではありません。
イギリス英語かアメリカ英語かでタッチする場所が違いますが、場所を覚えてしまえば3歳になりたての娘でも問題なく使っていました。
正規のペンを使ったことがないので、どっちが使いやすいかは分かりませんが、私はMaiyaペンでも快適に使うことができています。
電源は?
マイヤペンは、充電式です。
使用頻度によるとは思いますが、我が家の場合は、毎日5~10分ほど使用していますが、一回充電してしまえば、2~3カ月くらいは使えています。
音声ペン/マイヤペン故障したら?
購入してから半年以上経ちますが、今のところ不具合はありません。
私が購入した出品者さんは、マイヤペンは終身保障にて故障した場合は何度でも無償で修理対応してくれるとのことでした。
ただ、フリマサイトなので、出品者さんがいなくなってしまったら連絡の取り様がないので、そこは懸念点ではあります。

ORTを安くで購入するなら、中国版おすすめです
ORTは段階的にレベルアップしながら英語が学べる、本当に良い英語絵本です。
ただ、やっぱり値段だけが高いんですよね。
今回中国版を購入してみて、中国版でも全然問題ないなと思いました。
むしろマイヤペンに関しては、公式の音声ペンに比べてシールを貼ったりしなくて良いので、中国版の方が良いのでは?!とさえ思っています。
3歳の娘はORTが大好きなので、思い切って購入して良かったと思っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。