
英単語の習得に良いとされているピクチャーディクショナリー。
我が家では娘とおうち英語をしているのですが、娘が3歳頃からピクチャーディクショナリーを取り入れようと色々と探してみました。

ネットで検索してみるものの、おすすめされていピクチャーディクショナリーがたくさんあって『結局どれにしたらいいんだろう。。』ととっても迷いました。
実際にいくつか購入してみたり、図書館で借りてみたんですが結果『Longman Children’s Picture Dictionary(ロングマンピクチャーディクショナリー)』が一番でした!!
そこで今回は、『Longman Children’s Picture Dictionary(ロングマンピクチャーディクショナリー)』ついてまとめてみました。
ピクチャーディクショナリーの購入に迷われている方は、ぜひ参考にしてみてください!
【Longman Children's Picture Dictionary】内容紹介
Longman Children's Picture Dictionary(ロングマンピクチャーディクショナリー)は英語圏の子どもたちが実際に使っている、子ども向けに作られた辞書です。
辞書といってもイラストや写真がたくさん使われているので、内容はどちらかというと絵本に近く、単語とイラストを直接紐づけることで効果的に英単語を覚えることができるといった優れもの!

本の構成は日常の身近な50のテーマに分かれており、1冊で英単語が800語学ぶことができます。

オールカラーでテーマによって、イラストや写真が載っています。



紙質は薄いので、1歳くらいのお子さんは破ってしまうかもしれないので注意が必要ですが、本自体が軽いので3歳くらいの子でも一人で手軽に見ることができるのが利点です。

表示もハードカバーではなく、厚紙のような作りになっています。
CDも付いている!
ロングマンピクチャーディクショナリーにはCDが2枚ついています。

このCDが本当に優秀!!
単語を読み上げるだけではなく、単語を使った歌やチャンツもあるので、楽しく聞くことができます。
チャンツとは発音のトレーニング方法のひとつで、一定のリズムに単語や英文を乗せて発音することで、英語が持つ独特のイントネーションやリズム感を習得できると言われています。
短い英語のフレーズも入っているので、英文法も自然と耳に入ってきます。

【Longman Children's Picture Dictionary】幼児におすすめの理由
ピクチャーディクショナリーは本当に色々な種類があるのですが、「Longman Children's Picture Dictionary」が幼児におすすめな理由をご紹介します。
オールイングリッシュ(モノリンガル版)である
ピクチャーディクショナリーと呼ばれるものは、2種類あります。
- オールイングリッシュのモノリンガル版
- 日本語が併記されているバイリンガル版
英語学習をするにあたって、オールイングリッシュ教材を使って英語を英語のまま覚えることはバイリンガル脳を作るにはとても大切。

オールイングリッシュ教材ですが、ロングマンピクチャーディクショナリーはイラストを見るだけで理解できるように作られているので、オールイングリッシュでも理解しやすいのも◎。
CDが付いている
CDが付いていないタイプのピクチャーディクショナリーもありますが、個人的にはCD付が絶対おすすめです!
記憶の定着には、音で聞くこともとても大切なプロセスです。
英語が得意な親御さんであれば教えてあげられると思いますが、『800語もの単語を正しい発音で教えてあげる自信がない。。』って方もいらっいますよね。(私のことです)
そんな時にCDの出番です!
CDをかけ流しておけば、子どもは正しい発音を身に着けることができますし、一緒に聞いておけば親も『あれってああやって発音するんだ』とこっそり勉強できます(笑)
また、最近はタッチペンタイプのピクチャーディクショナリーもありますよね。
CDのようにかけ流さなくてもタッチするだけで発音が聞けるのがすごく便利ですが、その反面タッチペンだと子どもが自分でタッチしないと聞けないのが難点。

CDであれば親がさりげなーく流しておけば嫌でも耳に入ってくるので、自然と覚えることができます。
難易度が幼児にちょうど良い
ピクチャーディクショナリーを選ぶにあたって気になるのが、
『難し過ぎて使わなかったらどうしよう』
『簡単ですぐに使わなくなったらもったいないな』
なんてことではないでしょうか。
幼児の子どもに使うのであれば、馴染みのない難しい単語が出てくると読んでくれなくなる可能性もありますが、ロングマンピクチャーディクショナリーは、子ども向けのテーマで作られているので『難し過ぎて使えない』といった心配は大丈夫です!
また、ロングマンピクチャーディクショナリーに含まれている単語数は800語なのですが、この数がまたちょうど良いんです。
小学校で習う単語は約700語です。
ロングマンピクチャーディクショナリーに出てくる単語を覚えると、小学校英語は問題なくこなすことができます。
英検ジュニアや英検5級、4級レベルの単語もこの1冊でカバーできます。
2000語などもっとたくさん載っているピクチャーディクショナリーもありますが、数が多すぎると覚えきれなくてお子さんが「もういいや」となってしまう場合もあるので、幼児であればこれくらいの語彙数がおすすめです。

英検4級などを既に取得されているようなレベルのお子さんであれば、少し簡単過ぎるかもしれませんのでもう少し難易度の高いピクチャーディクショナリーを選んだ方がいいかもしれません。
【Longman Children's Picture Dictionary】赤?青?どちらにするか
ロングマンのピクチャーディクショナリーには、青い表紙以外にも、さらに小さいお子さん向けの赤い表紙のものもあります。
どちらを購入すればいいのか迷いますよね。
▼青と赤で内容を比べてみるとこんな感じです▼
対象年齢 | テーマ数 | 単語数 | CD | |
青い表紙 | 6~12歳 | 50 | 800 | 2枚 |
赤い表紙 | 2歳~5歳 | 26 | 270 | 1枚 |
どちらかを購入するのであれば、『青の表紙』がおすすめです。
青い表紙と赤い表紙の単語の内容はかぶっているものが多いのですが、赤い表紙の方には「曜日」と「月」の単語がありません。
曜日と月は英語学習するのであれば必ず覚える単語ですし、早く覚えるにこしたことはない種類の単語です。

ロングマンピクチャーディクショナリーは対象年齢が設定されていますが、対象年齢については特に気にしなくて大丈夫だと思います。

教材と連動したワークブックもある
ロングマンピクチャーディクショナリーにはワークブックもあります。
ピクチャーディクショナリーとワークブックの内容がリンクしているので、内容の復習にピッタリです。
【Longman Children's Picture Dictionary】口コミ・評判は?
気になるのが実際に購入した人の口コミや評判ですよね。
ロングマンピクチャーディクショナリーのAmazonレビューを紹介します。
8歳・5歳・3歳の子ども達ですが、とにかく子供たちに分かりやすく、スッと入っていくようで特に英語を学んでいる、という感じではなく遊びの延長で楽しく触れ合えています。
Amazonレビュー
トピックとに単語が上手に組み込まれていること、絵と単語に数字がふってあって子供にもとてもわかりやすいこと、アクティビティやダイアログもついていて子供と遊びながら読みすすめられることを考えると、本当にお買い得。
付属のCDが辞書の価値を3倍にも4倍にもしていると思います。さすがロングマン&チャンツの大御所キャロリン!
Amazonレビュー
ディズニーの英語システム、ベネッセのWWKをやっている3歳の娘に与えたところ、非常に気に入ってこればかり聴いています。
Amazonレビュー

【Longman Children's Picture Dictionary】使い方
使い方に特に決まりはありませんが、ロングマンのピクチャーディクショナリーは、それぞれのページに4つのアクティビティがあるので、親子で一緒にアクティビティをやりながら進めて行くと自然と英単語のレッスンができるようになっています。

アクティビティ4つ
- Hidden Object⇒隠れアイテムを探すゲーム
- Activities⇒簡単な質問(Where's the park?など)
- Dialogs⇒テーマの中に出てくる単語を使った会話
- Songs or Chants⇒テーマごとの歌またはチャンツ

「Hidden Object」はいわゆる「ウォーリーを探せ」のような絵探しです。

私が気に入ったのは、「Activities」です。
よくあるピクチャーディクショナリーだと、ページに記載されているのは英単語だけだったり、英単語に関する説明文が英語で書かれてあることが多いです。

ロングマンピクチャーディクショナリーは、テーマごとに質問や簡単な指示が書かれているので、親はそのまま子どもに伝えればOK!
例えば、『Count the starfish. What colors are they?(ヒトデを数えてみよう。何色かな?)』といった感じで書かれているので、英語が得意ではない私でも、ただ単語を一緒に見るだけではなく英語で質問をしてあげたりして楽しめるので、すごく助かりました!
辞書としてだけでなく、ワークブックのような要素もあるので幅広い使い方ができます。
CD2枚
CDはピクチャーディクショナリーを一緒に見る時にかけても良いですが、普段のかけ流しで使ってる人も多いです。
1枚あたりの時間は全部聞くと1時間20分くらいなので、かけ流しのボリュームとしても良いです。
CDには、
- 単語の読み上げ
- Dialogs
- 歌またはチャンツ
- カラオケバージョンの音楽
これらがテーマごとにそれぞれ収録されています。
子どもはとても耳が良いので、正しい発音を聞くことでお子さん自身の発音向上も期待できます。

【Longman Children's Picture Dictionary】楽しく英単語力アップしよう
いかがでしたでしょうか。
英語学習において、単語力は必須です。
我が家は使用して1年以上経ちましたが、いまだに現役で使っています。
英単語に関してはかなり覚えましたが、当の本人は絵本を読んでいるかのように楽しんでくれているので、購入して本当に良かったです。

子どもの英語力を楽しく伸ばすことができる、ロングマンピクチャーディクショナリー。
ぜひおうち英語で活用してみてくださいね。